女性に多い”めまい”の原因、症状と対処方法

このようなお悩みはありませんか?

  1. めまいで気分が悪くなることがある
  2. 景色がぐるぐる回る
  3. 体がふらつく
  4. 意識が遠くなるときがある
そのお悩み、私にお聞かせください。当院では患者さんとのコミュニケーションを大切にし、根本改善を目指した施術を行います。

日常生活でめまいの症状に悩まされている方は、男女ともに少なくありません。
症状によっては日常生活に支障をきたすこともありますので、原因と正しい対処法を知っておきましょう。

この記事では、めまいの概要や主な原因、症状、適切な対処法について解説します。特に女性に多いめまいの症状についても解説しています。

”めまい”はどんな症状?

厚生労働省研究班が運営するヘルスケアラボでは、めまいの症状を以下のとおり表現しています。

“めまいとは、景色がぐるぐる回る、体がふらつく、頭がふらふら、意識を失いそうになる感じ。“ 注1)です。

疲労やストレスなどが原因であれば、時間の経過と共に治まるケースがほとんどですが、めまいが長引く場合や、症状が悪化していく場合は何らかの病気にかかっているおそれがあります。

そのため、頻繁にめまいを感じるときは「たかがめまい」と軽視せず、しかるべき対処をすることが大切です。

めまいの原因

めまいが起こる原因はひとつではなく、複数存在します。原因によって対処法も異なりますので、めまいに悩んでいる場合は、まず自分のめまいの原因を把握するところから始めましょう。

①薬の副作用

めまいの原因として、以下のように服用している薬の副作用が挙げられます。副作用としてめまいを引き起こす可能性がある薬として、ヘルスケアラボでは以下を挙げています。

“抗アレルギー薬やマイナートランキライザーや高血圧の治療薬の副作用“
※マイナートランキライザーとは、抗不安薬(精神安定剤)や睡眠導入剤に分類される薬。医療用医薬品以外にも、市販の風邪薬などの副作用でめまいを起こすケースもあります。

②病気

めまいの原因のうち、特に気をつけなければならないのが病気です。以下の病気の場合はめまいが起こる可能性が高くなります

  1. 耳鼻科疾患(メニエール病、突発性難聴など)
  2. 中枢性の病気として脳血管障害、脳腫瘍、小脳出血

めまいを伴う病気のなかでも危険性が高いとされているのが、脳血管障害です。脳血管障害の場合、めまい以外にも症状が発現します。高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙歴などがあり、突然、めまいや頭痛、神経症状(ろれつが回らない、呑み込みが悪い、物が二重に見える、半身のしびれ、脱力、口の周囲のしびれ)が出現した場合は、救急での受診が必要です。

③加齢

加齢もめまいの原因として考えられています。高齢者では、聴力・視力の低下、手足のしびれ、足の筋力低下、立ち眩みなどが発生しやすいため、めまいと自覚することがあります。

④更年期

女性の場合、更年期を境にめまいを感じるケースがあります。症状発現直前の誘因は、精神的ストレスや睡眠不足がほとんどです。一番多いのは、検査をしても特に病気の異常がない「めまい症」と名付けられた場合の自律神経の不調です。更年期障害の症状のひとつです。更年期を迎えたタイミングでめまいを感じる場合は、めまい症の可能性も疑いましょう。

⑤ストレス

めまいを引き起こすメニエール病は、ストレスが原因で罹患しやすくなると考えられています。メニエール病を罹患する人の特徴として、性差はなく、男性では働き盛り、女性は更年期の社会的、家庭的、肉体的にストレスの多い年代に多く、小児や65歳以上に少ないという特徴があります。

⑥睡眠不足

不眠が続くときに生じる不調のひとつとして、めまいがあります。不眠が続くと日中にさまざまな不調が出現するようになります。倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲不振など様々な症状が出現します。

一般的に、めまいは内耳の機能の異常によって引き起こされることが多くなります。ただ、その他にもストレス、ホルモンの変化、ウイルス感染、脳の異常を原因として起こるケースも少なくありません。脳の異常とは、主に血流不足、脳幹の機能低下、脳卒中などが該当します。めまいは様々な要因が重なって発症するので、原因を特定することが難しい病気の1つになります。

めまいの種類

グルグル回っているめまい(回転性めまい)

まわりの景色や人が、グルグル回っているように見えるタイプのめまいです。
突然起こることが多く、めまい以外にも吐き気、耳鳴り、耳閉感(耳が詰まった感じ)などの症状を伴うことがあります。
主に、「良性発作性頭位めまい症」「メニエール病」「前庭神経炎」などの耳の病気が原因として起こります。

体がフラフラ・フワフワするめまい(動揺性めまい)

身体が浮いたような、宙を歩いているような感覚に陥るタイプのめまいです。
突然起こることも、徐々に表出することもあります。脳梗塞、脳腫瘍、脊髄小脳変性症、良性発作性頭位めまい症、メニエール病などの原因疾患が考えられます。

クラっとする・目の前が暗くなるめまい(立ちくらみ)

立ち上がったときに貧血のようなクラっとした感覚、目の前が暗くなるタイプのめまいです。低血圧の方、お子様によく見られます。起立性調節障害、不整脈、貧血、低血圧などを主な原因とします。

物が揺れているように見えるめまい(動揺視)

静止しているはずのものが、揺れて見えるタイプのめまいです。主な原因疾患として、脳腫瘍(眼窩腫瘍)、心臓疾患などが挙げられます。また、眼精疲労によって動揺視の症状が現れることもあります。

女性に多いめまい

立ちくらみは、女性に多い低血圧や脳貧血(一時的に脳への血流が減少するもの)、急に立ち上がった時におこる「起立性低血圧」が原因とされていますが、めまいやふらつきは、発熱時や軽い酸欠時、精神的なショックを受けた時のほかにも、女性特有のPMS(月経前症候群)や月経困難症、更年期障害の症状としても現れるなど、多くの女性が経験するするものです。

特に更年期の女性は、閉経期前後の約10年間に卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少し、自律神経のバランスが乱れます。それに加えて感覚器官の加齢変化によって、めまいや耳鳴りなどの症状が出やすくなります。

しかし、更年期のめまいの原因は、動脈硬化、高血圧、メニエール病、突発性難聴など重篤な病気が隠れている場合があるので、慎重に対処する必要があります。

めまいが起きたときの対処法

めまいが起きたときの対処法として、一番大事なことは「安静にすること」です。その時に五感にとって刺激となるようなもの(音や光など)も遠ざけられると、なお良いでしょう。こころと体が休める環境を作ることが重要です。

安静にする

横になれる場合は横になりましょう。外出中などでそれが難しい場合は、しゃがむか座るなどしてめまいが落ち着くのを待ちましょう。

薬を飲む

処方されている薬を常備している場合は、薬を飲み症状が落ち着くのを待ちましょう。

部屋を暗くする・目を閉じる

光が脳を刺激することで、めまいが悪化すると言われています。目に入る刺激を減らしましょう。

頭を動かさない

頭を動かすとさらに平衡感覚が乱れて、めまいが悪化する恐れがあります。頭はできるだけ動かさないようにしましょう。

体を締め付けているものをゆるめる

ベルトやネクタイなどを外したり緩めたりして、楽な状態を作りましょう。

乗り物から降りる

電車やバスの揺れは、めまいを増強する恐れがあります。できれば次の駅で降りて安静にしましょう。

静かな環境を作る

音楽を聞くのを止めたり、静かな場所に移動したりしましょう。耳から入る「音」の刺激を減らしましょう。

めまいへの施術

当院では、首から足首の関節の調整など、痛みのない施術方法で全身の歪みを整えることで、今までマッサージだけでは改善されなかった症状に対して根本改善を目指した施術を行っていきます。

人間の背骨には交感神経・副交感神経が通っています。背骨の歪みにより、交感神経や副交感神経のバランスが悪くなり自律神経の乱れが生じます。

背骨や骨盤の歪みを中心に関節を整えることで自律神経のバランスを整え、安定させます。また日常生活や食事におけるアドバイスをすることで根本的な改善を目指します。

どんな症状も、生活習慣の改善(規則正しい生活リズム、適度な運動習慣の確立、自分に合ったストレス解消法を見つけることなど)と食事の栄養バランスを整えることはとても重要なファクターで、根本的な治療を行っていくためには欠かせません。

私共は患者様とのコミュニケーションを第一に考えています。一緒に相談しながら改善していきましょう!!

参考)
注1)ヘルスケアラボ「めまい・耳鳴り」鈴木 眞理監修

自律神経整体

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